
この樹は幼木の時、倒木に押しつぶされそうになったもの。
しかし折れずに命を繋ぎ、少しづつ々成長し、倒木の周囲状
に成長し続けこの形になった何とも感慨深い自然の形。
思いをはせてずうっと眺めていられます。
- 2021/03/02(火) 08:58:45|
- ステッキ
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今回で9回目の石の蔵ぎゃらりいでの展示会。
7月30日~8月4日 10:30~18:30(最終日16:30終了)
札幌市北区北8西1(茶房・P有り)
今回はステッキを中心に時計、モモンガなどをと考えています。
ずうっと在中しております。
- 2015/07/27(月) 12:19:29|
- ステッキ
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北海道で手に入りやすい埋もれ木はハルニレでしょうか。
埋もれ木は神代木(じんだいぼく)とも呼ばれます。
ダム工事や道路工事、発掘現場、増水後の河口などで採取するようです。
500~数千年土泥に埋まり圧力を受け、無酸素状態になり腐食せずに少しずつ褐色
に変色していきます。
その埋もれた年数により黒色に近くなりますが樹種により異なります。
ハルニレ以外の樹種を指定しての入手は非常に困難を極めます。
銘木店などにお願いしても入荷は明日か10年後か全く予想できません。
画像は求め始めて4年後に予期せぬ偶然から入手した楢(なら)の埋もれ木で制作したものです。
神代楢のステッキがほしいとの御注文がきっかけで探しあぐねていましたが、ステッキとなると
最低でも1mの長さがあり、5年以上の屋内自然乾燥が不可欠でありました。
手にした時は大変こみ上げるものがありました。
それでなくとも埋もれ木の年数を考えながらの作業は特別なものがありますので
今もって感動は続きます。
今日まで5本作りましたが、あと2本作れるかどうかといったところです。
仙台には仙台亜炭と言う250万年~500万年前の地層から出る彫刻可能な真黒な埋もれ木が
出るそうで是非、鑿を入れてみたいと思っています。
- 2015/07/06(月) 12:18:22|
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モモンガをあしらったステッキ。
シャフトは木目を読みながら一本々作ります。
強度を高める為上半分はあえて丸くしておりません。
鉋と鑿とサンドペーパーで先細に作りますがこの手作業
がちょっと辛く感じます。
サンドペーパーは粉が舞い散るのが苦手です。
鼻も詰まるし洗髪時には眼が痛くなります。
帽子やマスクを使用しても微細な木の粉がどうしても流れ入ります。
特に外材は強烈です。
シャフト作り終えてグリップを彫っている時はホッとします。
シャフトは全て楢。
グリップは左が花梨(カリン)で残り3本が胡桃。
リングは左から楓、タガヤサン(鉄刀木)、花梨、同。
- 2015/07/04(土) 10:05:23|
- ステッキ
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