木のしごと かがや

~ ももんがを中心に私が作った木彫り達 ~

謎のコウモリ・UMA!?

UMA?
 私は見た!!
時は1990年、私はケニア西部の水も電気も道路も無く、幼児死亡率世界屈指のエリアに協力隊員として滞在していました。
 ある日現地の人2名とブッシュを歩いていると、上空に黒っぽいカラスのようなものが飛んでいました。
その飛び方はティッシュが1枚、風に舞ってるようなぎこちない、不思議な飛び方で「あれは何だ?」と指さすと「ブンガブンガ!」と言われ、「鳥か?」と聞くと「コウモリだ。」との答えでした。
もう一人の若者は16歳で、このエリアで育ったのだが初めて見たとのこと。3分ぐらいだったと思うが、その奇妙な飛び方のコウモリなるものは体型もすこぶる奇妙で、翼の中央の下側に長いヒラヒラが付いていた、アゲハチョウの羽のようなと言ったらいいのか、とにかくこんなの見たことない~!と眼で追っていたが、遠く離れて行ってしまった・・・・・・・。
 それからの1年間2度見たのだけれど、いずれも10秒間ぐらいでカメラを用意する間もなく視界から消えてしまった。  バナナの木に住んでいると現地の人の言うとうり、1度はすぐそばのバナナの木の上で見失ったのでくまなく探してみたが見つけることは出来なかった。
初めて見た時は上空30~40mで、2回目3回目は10~15mであった。大きさはカラスぐらい。 
顔は飛び方に目を奪われよく把握できませんでした。  
  帰国してからなんと偶然に、居酒屋でコウモリの染色体を研究しているという大学助教授に出会い〈お~神様ぁ)、この事を話すと・・・・・「そうですかぁ、実はコウモリは哺乳類のなかで、その種類は1000種近くと一番多く、これからも新種が発見され続けるであろう生物です。まぁ写真でもあればいいのですがねぇ。」
との期待はずれの冷静なお言葉、ビールでもおごろうと思っていた気持ちを沈め、自分の席にすみやかに戻った私でした。
 ちなみに、この他に全身が黄色のコウモリも見ました。同じエリアの沼のそばの木に3匹飛んで来て逆さまにぶらさがりました。近ずこうと3~4歩進んだところで飛びたってしまった・・・・・・。この黄色い奴の大きさはブンガブンガの半分ぐらいであった。
 嗚呼・・・・もう1度見たいブンガブンガ、そして証拠を残したい~!!

 この木彫看板はその時の驚きとくやしさを込めて製作したものであります。

この記事は再アップです。
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  1. 2014/06/21(土) 11:11:31|
  2. 未知の生物
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Author:momozizi
北海道生まれです。ある時”ももんが”に心打たれ、それを主体に彫り続けております。ももんがが主ですが、その他の動物、魚類、爬虫類などをモチーフに、オリジナルの振り子時計、レリーフ、ステッキなどの制作や、ペットの模写彫りなどの注文承ってております。

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