
今期の冬、過労の積み重ねがたたり持病が悪化していた。
年明け過ぎから入院を勧められていたが、そうもいかず耐えていた。
先月末に仕事が一段落したところで入院、手術と相成り10日ほど
の病院生活であった。
痛みや不自由との闘いであった訳ですが、そこでの一番の楽しみは
食事となる。
お世話になった病院での食事はまあまあの70点。
しかしこの病院食は病院に寄ってピンからキリまであるようです。
治療が主目的ではあるが、その食事内容は元気づけるものではなくては
ならないと強く思っています。
とにかく出されるご飯も小鉢も味が美味しくない、提供されるときは温か
であるはずの料理が冷えていたり、レパートリーが少なく同じ料理がくり
返されたり、配膳から回収までの時間が短くゆっくり食べられず、2日目
から全く食欲が失せてしまう病院もこの世にはある。
治療技術等が定評で全国から患者が集まる病院で、病院食が最低という
ところもある。死ぬか生きるかという時に食事内容で入院取り止めという訳
にもいかないのだが、とても複雑な思いが湧き出ます。
美味しい食事から凄いパワーがあふれ、治癒力を高めることがあるはずです。
比較的、食に充実している病院では1~2週間分のメニュー表が院内に貼られて
非常に楽しみとなります。
とある病院では院長みずから敷地内に畑を作り、新鮮な野菜を入院患者に提供
している病院もあります。
因みに昔、私が入院していた病院では毎日メニュー表が配られ、スープ3種
メインディッシュ3種、デザート4種が選択可能という病院がありました。
(サラダ、他2品は選択不可でした。)
ある時デザート4種中、美味しそうだったので3種にチェックを入れたら3種全て
運ばれて来ました。
この病院は海外(先進国ではありません)でしたが・・・・・・。
もし、入院することになり、病院の選択肢があるなら食をチェックすることも大事
かと思われます。
◆捕捉◆
日本での病院食の食費は一定です。(現在1食470円)住民税非課税の方や
前年の入院日数が90日を超えている人はグッと安くなりますが。
これでまずい食膳を毎日続く病院や、著名料理家の監修された食膳を提供
する病院がある訳です。本当に不合理だと思います。
画像左から黒檀、パドック、ローズウッド、ブラックウオールナット。
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- 2022/04/09(土) 12:24:02|
- うさぎ
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